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9/11/2015

行き止まり

 その昔、北海道までのバイク旅をした時の話です。
 広大な牧場を横目にちょっと横道に入ってみました。
ちょっとした森に続いているのではないかしら?と、わくわくしながらバイクで走って行きました。森の風がとても心地よかった。

 道は直線、道路はアスファルトだったので道幅は少し狭いけれど走り易い。と、思っていたら、??
なんとアスファルトではない道になっていく。
そのうち草が生えた林道のような道になっていく。え?) 道幅はさらに狭くなっていく。

 私はそんな道を遠くから見ていた時、そんな道になって行くなどとは想像もしませんでした。

 走って行ったその先、目の前の森を前に道は行き止まり。
 小高い丘に見えていた小さい森はでかい山だったのですよ。

 遠くから見た景気だけで物事を判断したばかりにこんな目に遭ってしまうのね(笑)
それと地理感の無さ。経験の無さがそんな結果を生んだという訳です。
バイクのスタンドを支点にして180度バイクの向きを変えて、私はまた走り出しました。

 若い頃に夢見た自分の将来図であるはずの今と似てるじゃないか(笑)
行き止まり。

さあ、今度はこの年齢でどうするかだ。


 昔はグーグルアースなどなく、普通の日本地図を頼りに、しかし地図に載っていない道も多かった。
だから目的地を定めたらどこまで引き返してどこで曲がって地図のどの部分に合致したらどこまで行って何をするのかを自分で判断したのです。

 どこまで引き返せば目の前に道が見えるのだろう。



 そういえば、屈斜路湖畔でテントを張って寝た日、早朝目が覚めると色んなものが水にプカプカと浮いていたなぁ。(遠い目)
もちろん自分もびしょ濡れ。
冷静に荷物をまとめてテントをたたんでバイクに乗せて(バイクが水没していなくてよかった)脱出した時のことを思い出す。
夏の北海道で水に濡れると寒かった。

 若い時には行き当たりばったりもこわくなかったんだなぁ。
あと20年生きていたとしたら、20年前の自分だったらまだまだ思うように行動できたろうにと思うのだろうか・・。


なーんてね、そんなことをニュースを見ながら考えておりました。

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